環島一周 自転車の旅

2019/01/24~02/10の間で台湾一周してきました!その時の記録と今後「環島」にチャレンジする方の参考になるようにブログを書いています。

環島1日目 台北〜礁渓

いよいよ環島出発の日!

 

朝10時。自転車の予約をしている

Mathewbikeさんへ。

mathewbike.com

MRTの士林駅からは歩いて10分ほどです。

 

近くまで来たけど場所が分からず、その辺にいたおじさんに聞くことに。

「??」

うーん、台湾語何言ってるか分かりません。

辺りを見渡してみると、、、看板あった!

目の前にあるじゃん笑

指を指すと、おじさんが先導してくれて、お店の人に何か言ってくれてる。

??

そしておじさんいつのまにかいなくなった!笑

なんか分からんけどありがとう!

 

お店のお兄さんは自転車の修理してるみたい。

「Excuse me?」

すると、奥にいる女の人が対応してくれました。

多分ご夫婦でされてるのかな?

お店の壁が可愛い!!

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「パニア確認して荷物詰めてー」

言われた通りやってると、

「今日はどこまで行くの?」

「礁渓までです」

「あの道は山道でハードだから、基隆まで行ってそこで泊まるといいよ」

もうホテル予約済みでキャンセル料がかかってしまう、、

予定通り座礁まで行くことを伝えると

「ほんと気をつけてね!」

と何回も言ってくれて、こっちが不安になってきました(^^;;

 

レンタルした自転車はGiant製24速のものです。

付属品は

パニア、フロントライト、リアライト、お尻パッド、スマートフォン入れ、サイクルコンピューター、自転車の鍵、パンク修理キット、交換用チューブ2本、オイル、ライトの交換用電池、

こんなに付いてます!

追加200元で、防水のパニアケースを準備してもらいました。

これで17日間レンタルで3,500元(=約12,500円)でした。

 

 

 

 

 

その後のルートも確認して、いろいろアドバイスもらって、パンク修理も教えてもらってたら、あっという間に12時過ぎてる!?

とても優しいマシューさんとMayちゃん。

何かあったら連絡してね!とLineを交換しました。

何かお礼にと思って日本から持ってきた抹茶のキットカットあげると、エナジードリンクにお菓子に、寒くなったら飲んでねとジンジャーティーまでたくさんいただきました。

自転車の整備も出発寸前まで丁寧に行ってくれて、最後に記念写真を撮ってお別れ。

無事に帰って来て、また一緒に写真撮りたいなー!

 

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この時点で到着夜になるなーと薄々気づいてたけど、とりあえず進むしかない!

朝買った台湾おにぎりを食べて、9号線まで出る道の確認。

このおにぎり、具沢山でボリューミー!1個でお腹いっぱいになります。

 

Mayちゃんが教えてくれたルートでいくと、かなり遠回りになるから、ここはGoogleマップさんを信用して、、、これが間違いでした(;_;)

どんどん進むと車通りが多くなってきて、え、、高速道路に入ってしまったみたい。。

車はビュンビュン飛ばすし、クラクション鳴らされるし、聞き取れないけど何か言ってきているのが聞こえて、ようやく状況を理解しました!笑

引き返すわけにも行かないし、ここを早く出ないとと思って進むと、走ってる反対側に出口の看板が!!

出口行きたいけど、全然車止まってくれません。

高速道路だから当たり前だよね〜^^;

自転車降りて手を挙げて、2.3分待ちました。

ようやく車が止まってくれて、やっと高速道路から出れました。

マジで、怖かった、、、

反省しながら教えてくれた川沿いのルートへ。

めっちゃ走りやすい!!

こっちは自転車専用道路があって、道も舗装されてて感動。

車もバイクも気にしなくていいので快適です。

トイレもちょこちょこあって、休憩もできます。

 

 

川沿いをずーっと走ってると、山道に出る9号線のマークが!

ここから先は山道!一本道だし迷わない!

山越えの前に、セブンイレブンでバナナとポカリ購入してレッツゴーー!

山道だからすぐに息が上がります。

途中でGoogleマップで道を確認して、まだここー!?っていうのを何回も繰り返しました。

走ってるとバイクのお兄さんが

加油ー!!」かんばれー!と声援を送ってくれて、ほんと嬉しくて泣きそうでした。

時刻は16時半。まだ山道の半分も行ってない。

このまま行けばホテルに到着するのは20時頃。

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台湾出発前に、夜の山道は真っ暗で危険だから気をつけて!って

言ってくれたのを思い出しました。

絶対夜の山道は走らないって決めてたのに、初日からこうなるなんて、、

ほんとアホすぎる。

山道なので、登って降っての繰り返しです。

下り坂に行くために必死に自転車を漕いでる。笑

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すると、10m先ぐらいに黒い野犬を発見しました。

近づかないように反対車線に行くと、吠えながら近づいてきた。

ほんと怖すぎて

「やめてー!ごめんなさい!ごめんなさい!」

って叫びながら逃げる。

だけどここは登り坂。スピード出ないから必死でペダルを漕ぎます。

付いてきてないのを確認してホッと一息つく。

1mも離れてない距離だったから噛まれるかと思った。

ほんと怖かったです・・泣

 

18時過ぎ。日は沈み、暗くなってきたころ、やっと湾譚という山道の中間地点に到着。

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ここから先は下り坂だーと思ってたけど、まだまだ続く坂道。

辺りを見渡すと街灯1つない真っ暗な世界。

後ろを振り返ると闇が迫ってきそうで怖い。

自転車のライトがなかったら絶対進めません。

こんなところで光の有り難みを知りました。笑

車もほとんど走ってないから、山の中に一人だけでいる感じ。

後ろは見ずに前だけ見て、ポジティブな言葉言って自分を鼓舞させました。

 

3時間ぐらい走ったかなー

ようやく街の灯りが見えてきました。

この時の感動は絶対に忘れない、、!

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ゆっくりした休憩も挟まず、ずっと走り続けてたのでかなり疲れました。

後は坂道を下るだけ。

下りは最高だけど、汗かいてたので風が冷たくて寒かったです。

ヘアピンカーブを抜けてやっと街に出れました。

 

ホテルに着いたのは20時過ぎ。

周りは温泉街!

とりあえず寒かったので、荷物を置いて、ホテルの目の前にある森林温泉へ行きました。

 

ここは日本式で、水着着用せずに入れる温泉。

大人120元。

シャワーキャップか水泳帽着用義務だけど、忘れたからシャワーキャップ5元を購入。

内風呂はなくて、全部露天風呂です。

しかもめちゃくちゃ広い。

4つの温度が違う温泉があります。

シャワー浴びるとこが、大きいバケツに水溜めて使う感じでした。

 

温泉で癒されたところで、お腹が空いたのでご飯を求めて街へ向かいました。

夜遅いので閉まっているお店も多い中、「魯肉飯」の文字が!

魯肉飯食べたかったんよね〜!

お店に入って注文します。

他にも食べたかったものがあったけど、売り切れとのこと。

定員さん何言ってるかわからないときに使える、Google翻訳

このおかげで、なんとかやりとりできました。

 

初日からすごくハードで心折れそうだったけど、なんとかなったなー!

これからの旅もどんなハプニングがあるか楽しみ!!